今回は、『笑うマトリョーシカ』モデルは何なのか、存在するのかについて詳しく調査しました！
『笑うマトリョーシカ』にモデルは存在するの？
知りたい！
『笑うマトリョーシカ』のモデルとなった人物がいるのか、詳しく調査しました！
90%OFFクーポン配布中！
＼ いつキャンペーン終了するか
わからないよ！ ／
原作なら実写ドラマで描かれなかったシーンも見れる！
『笑うマトリョーシカ』モデルは何？
「オカルト省」。ドイツの手品師エリック・ヤン・ハヌッセン（Erik Jan Hanussen）はユダヤ人でしたが、ヒトラーの演説を指導して、お抱えの預言者になりました。オカルト省を設立し、その大臣に就任するつもりでしたが、1933年に暗殺されました。書肆ゲンシシャでは超常現象の写真集を扱っています。 pic.twitter.com/2Ev3oGyaET
— 書肆ゲンシシャ/幻視者の集い (@Book_Genshisha) March 15, 2019
『笑うマトリョーシカ』に登場する清家一郎のモデルとなった人物は、『エリック・ヤン・ハヌッセン』だと思われます。
作中でも、清家一郎が書いた卒論が、『エリック・ヤン・ハヌッセン』に関する内容だと語られています。
『笑うマトリョーシカ』ハヌッセンの影響を感じる場面
作中、随所で感じるのですが何より感じるのは、清家一郎の友人であり秘書でもある鈴木との関係に感じます。
鈴木は清家一郎を自分の思う通りの政治活動をさせるために操ります。
その様子はまさに、ヒトラーとハヌッセンの関係のように見えます。
鈴木は清家一郎が卒業論文にハヌッセンを選んで書いたことは後で知ります。
その時、鈴木は大した衝撃は受けず「ヒトラーになれるものならなればいい。自分をハヌッセンと捉えるならばいくらでもそう振舞ってやる。」
そんな気持ちが芽生えていました。
鈴木は清家一郎が自分をハヌッセンのように扱おうとしている事を後で知るようですね。
ハヌッセンがどう言う人物か知ってもなお、「そう振舞ってやる」と強気の姿勢が見えます。
90%OFFクーポン配布中！
＼ いつキャンペーン終了するか
わからないよ！ ／
原作なら実写ドラマで描かれなかったシーンも見れる！
『笑うマトリョーシカ』モデルになったハヌッセンってどんな人物？
奇術師エリック・ヤン・ハヌッセン殺害についていろいろな説（ユダヤ人という出自がヒトラーに露見した・ハヌッセンに対しヒトラーが危機感を持ち始めたなど）があるけど、「ハヌッセンに多額の借金があったヘルドルフ伯爵が、借金の’清算’のために殺害した」っていう説が実にクズ。 pic.twitter.com/SUx8TH5mPm
— オスロート (@heinkel70) October 14, 2022
ハヌッセンは端正な顔立ちをしている人物ですね。
| 名前 | エリック・ヤン・ハヌッセン |
| 誕生日 | １８８９年６月２日 |
| 死没 | １９３３年３月２５日(４３歳) |
| 国籍 | チェコスロバキア |
| 民族 | チェコ系ユダヤ人 |
| 職業 | 手品師・占星術師 |
１９８９年にウィーンで生まれます。
ハヌッセンは出自をデンマーク貴族だと言っていましたが、両親ともユダヤ人です。
幼少期に母親を亡くし、父親の再婚相手と馴染めず、ウィーンで奇術を学びます。
その後、第一次世界大戦で従軍します。
戦後、超能力で千里眼があると本人は言い活動しますが、実際のところは奇術でした。
この頃、チェコスロバキアの国籍を取得しています。
当初はどこにでもいる手品師として活動しますが、人気を集め突撃軍幹部と交流を持ち、人脈を広げます。
ハヌッセンはナチ党を支持しており、ユダヤ人であることは秘密になっていました。
ナチ党が樹立された際には、「オカルト省」を設立し、国家を動かすつもりでした。
ヒトラーとハヌッセンの関係
こんな人物知らんかった。
— 💙💛💙💛egziggrry🇺🇦 (@jouletokaji) July 15, 2019
ヒトラーの演説指南役だったエリック・ヤン・ハヌッセン。
「ザ・キングス・マン(原題)」でのダニエル・ブリュールの役柄。#キングスマン #TheKingsMan pic.twitter.com/w6C4uOxc98
１９３２年ヒトラーと交流を持ち、ヒトラーの演説に対して身振り言語(ボディーランゲージ)を指導します。
すると、その頃にはヒトラーお抱えの預言者となっていました。
ハヌッセンの独特な話し方や説得力の作り方や人の動かし方を見て、ヒトラーは感銘を受け「自分を指導してくれ。」とハヌッセンにお願いをして抱え込んだようです。
この頃ヒトラーは、ハヌッセンがユダヤ人だとは知らないようです。
ヒトラーの演説の身振り手振りが印象的なのは、ハヌッセンが陰で指導していたからなんですね。
現代で言うメンタリストとしても活動されていたのですね。
ハヌッセンの死因
#未来映像研究、ナチスとオカルティズムは非常に興味深いテーマ。ナチスの占星術師・メンタリストだった「エリック・ヤン・ハヌッセン」はチェコ系ユダヤ人の奇術師。ヒトラーの演説指南役を任され大げさなジェスチャーと長時間の演説でドイツを大衆操作。ヒトラーが最も恐れた男は、1933年3月25日暗殺 pic.twitter.com/acALyUZm9K
— 坂本雅司 (@griot_sakamoto) July 20, 2021
ハヌッセンは１９３３年に暗殺されます。
突撃兵によって妻とともにベルリンで暗殺されます。
遺体は郊外に捨てられました。
暗殺の原因としては、ヒトラーがハヌッセンに危機感を抱くようになって暗殺した説と、ヒトラーがハヌッセンがユダヤ人だと知って激怒し暗殺した説などがあがっています。
遺体はシュターンスドルフに埋葬されており、墓がたてられています。
90%OFFクーポン配布中！
＼ いつキャンペーン終了するか
わからないよ！ ／
原作なら実写ドラマで描かれなかったシーンも見れる！
笑うマトリョーシカ モデルはいる？のまとめ
『笑うマトリョーシカ』モデルはいるのか詳しく調査してきました！
『笑うマトリョーシカ』の清家一郎のモデルはハヌッセンのようですね。
作中でもハヌッセンのことが語られており、作品の肝となっている部分でもあります。
読み進めるとハヌッセンが実際にどんな人物なのか気になると思います。
清家一郎と鈴木の、ヒトラーとハヌッセンを感じるのがどう言うところか気になる方は、原作を読んでみてくださいね！
