ドラマを視聴した方は、ゲームの名は誘拐の黒幕は誰か、千春が父親である葛城の言いなりになっていたことに疑問を感じていませんか?
- ドラマ「ゲームの名は誘拐」黒幕で犯人は千春なのか?
- ドラマ「ゲームの名は誘拐」伏線紹介
- ドラマ「ゲームの名は誘拐」千春が父親の言いなりになっていた理由考察
東野圭吾先生のミステリーサスペンスが原作のドラマ、ゲームの名は誘拐が放送され話題を呼んでいます。
ドラマを見た皆さんは、事件の黒幕で犯人は結局千春なのか?、千春は何故父親の言いなりになっていたのか?と疑問に思っていませんか?
ミステリー作品では、答えの明かされないことを考察するのも醍醐味の一つですよね!
そこで、今回はドラマゲームの名は誘拐の黒幕や伏線についてまとめました。
また、作中で千春が父親に対してずっと従って言いなりになっていた理由も考察しています。
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ドラマ「ゲームの名は誘拐」千春が黒幕?犯人は?
ドラマゲームの名は誘拐での一連の事件の黒幕や犯人は、千春というよりは葛城ではないかと考えます。
何故なら、千春は自発的に動いていたというより、葛城の指示の元動いたように見えるからです。
ここで、一連の事件の裏でやり取りしていた千春と葛城の行動はこちらになります。
【一連の事件の千春と葛城の行動まとめ】
- 樹里と千春がハンドクリームの取り合いで喧嘩になり、千春が樹里を殺してしまう
- 気が動転した千春は家を飛び出し、そこで佐久間と出会い話をする
- 佐久間から狂言誘拐の内容について聞いた千春は、父親である葛城に電話をする
- 葛城は「佐久間のプランを利用できるかもしれない」と千春に話し内容を教えてくれた千春を褒める
- 千春は父親と連絡を取りながら、横須賀にて佐久間のDNAの入った物を証拠として集める
- 千春が身代金を隠した場所(ユキちゃんという友人宅)で後から葛城が身代金を回収
- 葛城は千春に余計なことをしないように言い含める
- 葛城は樹里の事件で娘を亡くしながら、仕事を頑張る父親という風に世間に思われる
- 葛城の手掛けた新車の予約数の注文が殺到する
いかがでしょうか?
上記の流れを見ると、佐久間に対し直接的な行動を取ったのは千春です。
しかし、その裏に必ず葛城が動いていたのです!
憶測ですが葛城は、自分の目的のために動いているように見えました。
葛城は娘を心配する描写があまりなく、淡々としすぎているように見えます。
また、葛城は自身の手がける新車発表会を成功させることにこだわっているように感じませんか?
葛城は自分の仕事の実力に自信を持っている人間です。
そして、葛城は今回の千春からの相談に「佐久間のプランを利用できるかもしれない」と話しています。
この発言から葛城は佐久間の企みを利用し、佐久間に樹里殺しの罪をなすりつけようと考えていたのではないでしょうか。
私は一連の事件の首謀者を上げるなら、千春よりも葛城かなと個人的に思いました!
黒幕や犯人は誰なのかは視聴者によって、解釈が変わりそうですね!
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ドラマ「ゲームの名は誘拐」の伏線紹介
ここでドラマゲームの名は誘拐の伏線を紹介します!
①千春が脅迫文に樹里の名前を入れるようにお願いする
佐久間が葛城に送った脅迫文には最初、名前が書かれていませんでした。
ですが、千春が樹里と名前を書いてほしいと頼んでいます。
これはあえて、樹里の名前を強調して書くことで視聴者に違和感を持たせていると考えます。
そして、千春は葛城に対し「私は千春だけど、佐久間に樹里だと思わせている」というメッセージにも受け取れますね!
②千春の友人のユキちゃんの存在
千春にはユキちゃんという友人がいることになっていました。
ドラマで出てきたユキちゃん関係の千春の言動をまとめました。
- ユキちゃんの住処は横須賀にあり女性専用(後に男性名義であると判明)
- 千春が狂言誘拐を始めると、急にユキちゃんへ連絡をしたと言い出す
(最初は誰とも連絡を取っていないと話す) - 千春がユキちゃんの住処にいるときに、佐久間の車にスプレーで落書きをされる
- 身代金はユキちゃんの住処に預けることになる(後に葛城が回収)
このユキちゃんの住処は葛城が借りていた可能性が高く、事を思い通りに進めるために用意したと考えます。
また、佐久間の車に落書きをした犯人は、葛城の妻の芙美子であると後にわかります。
③横須賀で佐久間に身体の関係を迫る千春
千春は佐久間を横須賀に呼び出します。
そこで2人は身体の関係を持つのですが、その時に千春は何故かコンドームを持っていました。
まるで、そのようになることを計画していたかのようですね!
また、千春は身体の関係を持った後、ゴミを捨てるといいましたがなかなか戻ってきませんでした。
この間に佐久間を主犯にするための、体液などのDNAに繋がるものを採取していたということですね!
④葛城の周りに警察の護衛や尾行者がいない
狂言誘拐中の葛城の様子を下記にまとめました。
【狂言誘拐実行中の葛城の様子】
- 仕事中は平然とし動揺する様子はない
- 警察と連絡を取る様子もほぼ見られない
- 身代金受け渡しの時に周りに警察が全くいない
葛城の様子を見ると不自然な点が多いですよね。
いくらなんでも娘の誘拐ならば、佐久間にばれないように警察に協力を仰ぐのでなないかと思います。
つまり、葛城は裏で佐久間の全ての行動を把握していたからこそ、警察を頼る必要がなかったということになりますね!
また、佐久間に罪を擦り付けるまでは、警察に動かれると犯人が千春になってしまいます。
そのため、葛城も警察に頼る気はなかったのかもしれませんね。
まとめてみると、ドラマのあちこちに伏線がしっかり張り巡らされていましたね!
ストーリーをもう一度見返す際は、ここに注目すると新たな発見があるかもしれないですよ!
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ドラマ「ゲームの名は誘拐」千春が父親の言いなりになっていた理由考察
ドラマゲームの名は誘拐では、何故千春が父親の言いなりになって動くことになったのか不思議に思いますよね?
そこで、千春が父親の言われるままに行動することになった理由を考察しまとめました。
①千春は父親に愛されたかった
千春は父親である葛城に対し自分を気にかけて欲しい、愛されたかったと思っていたのではないかと考えます。
そう捉えられる描写があります。
- 自分から佐久間に誘拐の提案をする
- 佐久間の家族関係が良くない話を聞き、共感する様子を見せる
- 佐久間に父親に縛られて良いのか?との疑問に、
「パパが初めて私のために動いてくれたから裏切ることはできない」と答える
上記の千春の様子から、千春は自身が満足に愛されなかったと感じていると解釈しました。
そのためか、自ら佐久間に誘拐を頼んだり、佐久間の家庭環境に共感したりする様子を見せます。
上記のように考察した視聴者の方もいました。
そう考えると千春の行動はまるで、寂しさを抱えた子供が親に自身を見て欲しいと感じているような様子に見えますね…。
佐久間も千春も親から愛をもらえずに寂しい気持ちを抱えた部分で似ているのかもしれませんね。
このような千春の台詞からも、あまり家族仲が良くない可能性が考えられます…。
このような解釈をしている方もいました。
千春自身は自身を好きになれず、孤独感や辛さを抱えていたと考えられます。
「パパが初めて私のために動いてくれた」という台詞が印象的です。
これは千春が十分かまってもらうことが出来なかったと思っていて、寂しい気持ちがあったのではないでしょうか…。
だからこそ、父親が自分のために、動いてくれたと感じたら逆らうことはなかなかできないかもしれません。
ドラマを初めて視聴したときは千春の取る行動が、よくわかりませんでしたが、改めてみると千春に感情移入してしまいそうになりますね…。
そう考えると佐久間と千春が惹かれあったのもすごくわかります!
②千春は罪悪感に苦しんでいて、助けてくれるのは父親だけだと思っていたから
ハンドクリームの取り合いで、千春は樹里を殺してしまいました。
そして、相談した父親が協力してくれたため、安心した気持ちもあったのだと思います。
ですが、千春はずっと罪悪感に囚われていたのではないでしょうか?
佐久間が千春に話した台詞で、罪悪感に苦しんでいたと取れる印象的なセリフがあります。
- 「君は、葛城樹理に成り切ることで、その苦しみと孤独を理解した」
- 「本当にこのままで良いのか?罪の意識を抱えたまま葛城に操られる毎日で」
短い期間ですが、いつも一緒にいた佐久間が、千春は罪悪感と葛城に縛られていると考えています。
千春はこの佐久間からの質問を否定することはせず、父親を裏切れないと答えています。
罪の意識があり、バレたくない、助けて欲しい!頼れるのは父親だけとなると父親には逆うことは出来なかったのではないかと考えられます。
上記のように考えていた視聴者の方がいました。
1人で思いつめてしまうくらい、千春は誰にも助けて欲しい!と言えない性格なのかもしれませんね。
物語の最後で葛城は逮捕され、千春は佐久間に感謝をします。
その時に「お互いにもう仮面をつけるのはやめにしよう」と話します。
この台詞でようやく千春は父親から自由になったと感じたのだと思います。
佐久間が助けてくれなければ、千春は罪悪感で葛城にずっと従うことになっていたかもしれないですね。
そして、千春役の見上愛さんがインタビューで登場人物の台詞にはそれぞれちゃんとした意味が込められていると話しています。
「セリフやシーンの一つ一つにそれぞれの思惑が詰まっているので、それを見逃さないようにしたいと思った」
iza
インタビューを見るといろんなシーンに、しっかりとした意味が込められていたとわかりますね!
ドラマの登場人物の台詞の言葉を1つ1つ振り返りたくなりますね!
『ゲームの名は誘拐』あらすじ
敏腕広告プランナー・佐久間は、
クライアントの重役・葛城にプロジェクトを潰された。
葛城邸に出向いた彼は、家出してきた葛城の娘と出会う。
“ゲームの達人”を自称する葛城に、
二人はプライドをかけた勝負を挑む。
娘を人質にした狂言誘拐。
携帯電話、インターネットを駆使し、
身代金三億円の奪取を狙う。
犯人側の視点のみで描く、鮮烈なノンストップ・ミステリー。
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ゲームの名は誘拐千春が黒幕?犯人は?なぜ父親の言いなりになっていたのか考察!まとめ
今回はドラマゲームの名は誘拐の黒幕や犯人伏線について、作中で千春が父親の葛城にずっと言いなりになっていた理由を考察しまとめています。
ドラマゲームの名は誘拐の黒幕で犯人は葛城であると考えます。
理由は葛城が自分の目的のために、陰で動いているように見えるからです。
【一連の事件における千春と葛城のやり取りまとめ】
- 樹里を殺したと動揺した千春は父親の葛城に電話をする
- 電話を受けた葛城は「佐久間のプランを利用できるかもしれない」と千春を褒める
- 千春は佐久間と狂言誘拐を実行する傍らで父親の指示で動く
- 樹里の殺人事件で注目を浴びた葛城は仕事の調子が右肩上がりになる
上記のように千春ではなく、葛城が主体になり千春が指示を受けて動いているように見えました。
【物語の伏線まとめ】
- 千春が言誘拐の脅迫文に樹里の名前を入れるように頼む
- 千春の友人のユキちゃんの存在について
- 横須賀で佐久間に身体の関係を迫る千春
- 葛城の周りに警察の護衛や尾行者がほとんどいない
千春が父親の言いなりになっていた理由ですが、父親の愛情を求めていたこと、自分を助けてくれるのは父親だと考えていたからだと考えます。
千春は寂しさや孤独感、罪悪感に苛まれ救って欲しいと思っていたのでしょう。
それを佐久間が救ってくれたことで、千春自身も変わったのだと思います。
ドラマゲームの名は誘拐は考察要素が多く、2回目も見たくなるドラマですね!
今回の視点でもう1度ドラマを視聴すると面白いかもしれないですよ!
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