非現実的な世界観でありながら、生と死について深く考えさせられる『私の死体を探してください』。
原作は小説となっており、ダークな世界観の中に溶け込む人間的な怖さが読み手を魅了し話題となりました。
そんな『私の死体を探してください』の中で描かれる、麻美以外の4人の友人が集団自殺で死んだ死因が気になる人も多いでしょう。
- 麻美の4人の友人が集団自殺を選んだ背景
- 麻美の「集団自殺」提案の真意
- 麻美一人生き残った経緯と彼女の本心
- 15年後の展開と今後の注目ポイント
ドラマ『私の死体を探してください』の結末に繋がるであろう麻美が生き残った理由は見逃せないポイントだ!
『私の死体を探してください』友人が死んだのはなぜ?
伊藤淳史主演『私の死体を探してください。』伊礼姫奈・平澤宏々路ら5名の追加キャストが解禁!主題歌はVESPERBELL「羽化」に決定!
— タレントデータバンク【公式】 (@talent_databank) August 27, 2024
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<<『私の死体を探してください』友人たちが自殺した理由>>
- 現実に絶望していた
- 自殺を望んだ
『私の死体を探してください』では、山口紗弥加さん演じる麻美の学生時代が衝撃の展開となっています。
それは、麻美の友人である女の子4人が生きることをやめるという悲しい選択です。
なぜ麻美以外の4人の友人は自殺を選ぶこととなってしまったのか?
友人たちの死因についてみていきましょう。
①現実に絶望していた
まずはじめに、『私の死体を探してください』の麻美は淡い青春など望まず高校へ入学します。
とくに学生時代に築かれる交友関係は望まず、ただ3年間の学業のためだけに高校時代を送ると決めていました。
しかしそんな中で麻美は4人の女の子と出会います。
麻美が出会った絵美、奏、友梨香、由樹の4人は、気づけばいつも一緒にいる麻美にとって大切な存在となっていくよ!
複雑な家庭環境や過去でできたトラウマなどで対人関係を恐れていた麻美にとって、4人との絆は麻美の高校生活を明るく彩っていきました。
そんな麻美をふくめた5人に起こった悲しい事件の発端は、友人である4人それぞれが抱える変えることができない現状への悩みでした。
進学に対して親の妨害・ヤングケアラー・妊娠と、それぞれが簡単に解決できるものではない悩みを抱え現実に絶望していました。
そして、友人の悩みを聞いた麻美は4人と同じく人生を終わらせたいと望むようになります。
②麻美が集団自殺を提案
麻美が友人たちに「集団自殺」を提案したことが、悲劇の引き金となります。
誰もが羨むような明るい人生では決してなかった麻美。
それでも入学当初は、自分ひとりでこれからの人生を歩んでいけるようにと未来を想像し入学しています。
しかし高校で出会った4人の友人の悩みを聞き、麻美自身も死を考えるようになっていきました。
そこで麻美は友人4人に「集団自殺」を演じることを提案しました。
しかし、この計画は予想外の展開を見せ、4人の友人は本当に命を絶つことを選択します。
なぜ麻美がそのようなことを提案したのかというと、大きな事件を起こし友人たちの現状を多くの大人たちが気づいてほしいと考えたからです。
麻美自身は死を望みながらも、友人たちとの未来も考えていたんだよね。
だからこそ、自分だけではどうにもできない現実に大人を巻き込もうと考えたようだよ。
友人が集団自殺する
『私の死体を探してください』では、麻美の4人の友人が自ら命を絶つ選択をします。
それぞれが抱える深刻な問題と、現実への絶望感が彼女たちを追い詰めました。
友人であるひとりが医者である親の病院から睡眠薬を盗み、集団自殺しているように偽装することを計画し5人は決行します。
しかし計画実行後、麻美以外の4人の友人は本当に自殺していました。
そのことにより、友人が集団自殺で死んだのはなぜなのかと当事者の麻美は悩み苦しみます。
そんな中で麻美は4人の思いが綴られた遺書を5人で書いていた日記の中で見つけます。
そこで知ったのは、4人が自分たちの意志で演技ではなく本当の死を選んだということでした。
『私の死体を探してください』麻美は計画的に自分だけ生き残った?
『私の死体を探してください』麻美が計画したのは偽装自殺であり、自分だけ生き残るつもりはなかった。
麻美だけが生き残ったことに、物語の中で大きな注目が集まります。
『私の死体を探してください』の中で描かれる衝撃の事件・女子高生の集団自殺は麻美が計画したことでした。
その事件でひとり生き残った麻美は、計画的に自分だけ生き残ったのではと社会で指をさされることとなります。
しかし、麻美が計画したのは偽装自殺であり自分だけが生き残るつもりなど微塵もありませんでした。
麻美も友人たちと同じ運命を辿るつもりでしたが、予想外の展開により一人生き残ることになります。
もしも友人たちの意志を計画実行前に麻美が知っていたら、麻美も友人たちと同じ自殺を選んだのではないかとわたしは思います。
なぜならば、15年たった現在の麻美があの事件を忘れられずに今でも苦しんでいるからです。
もしもわたしが麻美の立場なら、麻美と同じく事件を忘れることなど一生できないと思います。
そして、かけがえのない存在であった友人たちを苦しめた存在を許すことなどできないと感じました。
今後の『私の死体を探してください』の展開でこの事件を引き起こさせた存在たちは、もしかすると麻美の前に何らかの形で登場するかもしれないね。
生き残った麻美は失踪する
15年後、作家となった麻美が突如失踪するという展開が訪れます。
この失踪は過去の事件と深く関連していると考えられます。
友人たちが集団自殺を図った事件から15年後の現在。
麻美の失踪をきっかけに、周囲の人々の秘密や15年前の真相が徐々に明らかになっていきます。
①麻美はどこに消えたのか
②15年前の事件の真実はなにか
③麻美が姿を消した理由は何か
クライマックスへ向け、この3つのポイントはとても重要となるでしょう!
麻美が失踪したことにより、少しずつ明るみになっていく周囲の人間たちの心の闇や隠したい真実。
これがどのようにつながっていくのか、今後の『私の死体を探してください』の展開からも目が離せないですね!
『私の死体を探してください』麻美以外の4人の死因まとめ
『私の死体を探してください』の中で描かれる麻美以外の4人の友人が集団自殺することについて、死因や計画的に麻美だけが生き残ったのかを調査しました。
<<この記事でわかること>>
- 『私の死体を探してください』集団自殺は偽装として計画
- 計画は崩れ4人の友人が集団自殺
- 集団自殺を提案したのは麻美
- 麻美が計画的に自分だけ生き残った事実はない
- 原作・ドラマ集団自殺の死因は友人たちの意志